デジタル証明書プラットフォーム

工芸作品の「本物」を守り、
その価値を世界へ伝える。

KOGEIAI Proは、伝統工芸のためのデジタル証明書プラットフォームです。
作品の歴史や背景を公式に記録し、作り手と使い手の永続的なつながりを築きます。

工芸の現場が抱える、切実な課題

制作・展示・販売の現場で、次のような経験はありませんか?
素晴らしい作品が、その価値を十分に伝えきれないまま手元を離れていく現状があります。

課題1

誰に渡ったか分からない
展示会やECサイトでの販売後、購入者や所有者の追跡ができず、一方通行の関係になってしまう。

課題2

説明が記録として残らない
技法や文様の意味、制作背景を口頭で伝えても、後から見返せる公式な記録として残せていない。

課題3

「本物ですか?」に困る
由来や背景を公式に示す資料がなく、正規性を言葉でしか説明できない。不安や誤認を招きやすい。

KOGEIAI Proが提供する、3つの価値

工房が本来持っている価値を、無理なく静かに、公式情報として残すための基盤を整えます。
ITを前面に出すのではなく、工芸の信頼を支える黒子として機能します。

価値1

公式ストーリーを、散らばらせない

技法、文様の意味、制作背景、扱い方。ばらばらになりがちな情報を「公式情報」として一元化。作品に付与されたQRコードから、いつでも日本語と英語で参照できる状態にします。

・多言語対応(日・英)
・写真や動画によるリッチな表現
・常に最新の公式情報を提供

価値2

販売が「一度きり」で終わらない
購入後の所有者登録を起点に、修理相談や扱い方のフォロー、新作案内などを必要なタイミングで届けられるようになります。売って終わりではなく、関係が続く状態を整えます。

・修理・メンテナンスの受付窓口
・イベントや新作情報の提供
・顧客との長期的なエンゲージメント

価値3

本物であることを、言葉だけにしない
署名、画像、来歴など、第三者に説明できる客観的な材料をデジタル上で整え、「公式に説明できる根拠」を持てる状態にします。不安や誤認が起きたときにも作品と信頼を守れる設計です。

・改ざん困難なデジタル記録
・第三者への確かな証明手段
・ブランド価値の保護

用途に応じて選べる、2つの証明書

すべての作品を同じ形で扱うのではなく、「関係を築きたい作品」と「個体として守りたい作品」。
それぞれの目的に応じて、最適な証明の形を選べます。

商品証明書

正規品であることを伝える証明

証明すること

・工房・作家による正規作品であること
・技法、文様、制作背景などの公式情報
・作品としての位置づけ

証明しないこと

・どの個体であるか
・同じ作品が何点あるか
・誰が所有しているか

主に、定番作品や展示・贈答用途、
所有者との関係づくりを重視したい場合に向いています。

個体証明書

この一品であることを守るための証明
証明すること

・この作品が、どの一品であるか
・所有と譲渡の来歴
・将来にわたる同一性

証明しないこと

・複数個体をまとめた扱い
・数量管理としての利用

主に、一点物や限定作品、
修理・継承・将来の説明責任を重視する作品に向いています。

事業としての活用事例

工芸の現場は、決して余裕のある状況ではありません。
原材料や燃料費の高騰、販売チャネルの変化など、現実の中で「何を変えれば、生き残れるのか」に向き合うための活用方法です。

事例1

お土産・贈答で「説明できない」を防ぐ
海外の方が購入しても、英語での公式説明があるため「どんな作品か」を正確に理解してもらえます。贈答品としての価値も高まります。

事例2

購入後も、継続的なつながりを保つ
所有者登録を起点に、修理の案内や使い方のフォロー、新作情報を届けられます。「売って終わり」ではなく、ファンとして育成できます。

事例3

売れた理由を分析し、次に活かす
「誰が」「どこで」「なぜ」買ったのか。勘ではなく事実に基づいて分析し、次の制作や販売戦略に活かせます。

関わる人たちが、同じ情報を見られる仕組み

KOGEIAI Proは、売り手・支える人・受け取る人が、それぞれの立場で、同じ公式情報にアクセスできるよう設計されたエコシステムです。

関係1

工房・作家
作品の発行主体として、どこまで責任を持つかを自ら選択。

関係2

運用を支える人
複数の工房を横断して登録・運用を支援。

関係3

購入者・所有者
QRから公式情報にアクセス。安心して所有・贈答できる。

関係4

次に受け継ぐ人
来歴が分かることで適切な対応や評価が可能に。

幅広い工芸分野に対応しています

KOGEIAI Proは、
特定の素材や技法に限定した仕組みではありません。

代表的な工芸分野を例にしながら、
作品の性質に応じた使い方ができることを示しています。

陶磁器

日常使いの器から、
一点物・限定作品まで。

商品証明書と個体証明書を、
用途に応じて使い分けられます。

漆器など

ガラス工芸、金工、木工、現代工芸など、
分野を問わずご利用いただけます。

すべての作品に個体証明書が必要なわけではなく、「何を残したいか」に応じて使い方を選べます。

まずは、ここから相談しませんか。

産地としてのプロジェクトでも、工房・作家としてのご相談も歓迎です。現在の状況やお困りごとをお聞きしたうえで、無理のない進め方をご提案します。

「ITはよく分からない」「まだ具体的な計画になっていない」という段階でも問題ありません。どこから手を付ければよいか、一緒に整理するところから始めましょう。

※オンライン面談/メールのみのご相談など、ご希望のスタイルに合わせて対応いたします。